フィンランド化(-か、英:Finlandization)
議会民主制と資本主義経済を維持しつつも共産主義国の勢力下におかれる状態を、フィンランドとソビエト連邦の関係になぞらえた言葉である。旧西ドイツの保守勢力が、共産主義諸国との対話を重視した首相ブラントを批判する際に用いた造語に由来する。フィンランド化という言葉は、西側諸国において政治的に否定的な意味合いをもって用いられた。オイルショック、ベトナム戦争と資本主義諸国を動揺させることが続いていた時期、再びこの言葉が多く見られた。1984年に当時の日本の首相であった中曽根康弘が、「日本が防衛努力を怠ると、フィンランドの様にソ連の属国になる」といういわゆる「フィンランド化」発言を行って、フィンランド側から抗議を受けている。